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屋島の登山道
 屋島への登山道は代表的な遍路道以外に何本もあります。
あまり知られていない道も多くあり、これらの登山道を紹介します。
一部のルートを除き、必ずしも整備されていませんのでヤブコギや危険箇所もあり、道標も無いので、それなりの覚悟でお出かけください。
 危険なルート、分かり難いルートもありますので、十分な装備と自己責任で登山を楽しんでください。
遍路道
県道なので全区間舗装されており、屋島に歩いて登る9割以上の人が利用するルートです。
詳細は遍路道のページで紹介しています。
メインルートである遍路道はこちらのページへ

 
屋島古道
90年代に近年地元の方達により整備されたルートです。昭和初期まで使われていた道だそうで、高松港から船でふもとの浦生(うろ)まで行き、そこから屋島に登るための道だったそうです。
良く整備されており、ヤブコギになることはありませんし、急登もないので足元さえしっかりしておけば子供でも楽に登ることができます。数ある登山道(遍路道も含む)の中で最も楽なルートです。
浦生から行くのが正式なルートですが、屋島西町からのルートが快適です。

屋島西町側の登山道入り口

入り口看板

北嶺を望みながら進む

猪除けゲートを開けて入ります


林の切れ目からは、瀬戸内海が見えます

浦生方面と屋島西町方面の分岐点

季節によっては、こんな花畑も

山上近くまでこんな感じで歩きやすくなっています

山上直下は、展望台を避けるために道は細くなります

登りきると、桃太郎旅館前の広場に出ます

広場からの眺めは最高です

長崎鼻(遊鶴亭)ルート
屋島の北端にある長崎鼻付近から北嶺の遊鶴亭まで登るルートです。遊歩道として整備されており、問題なく歩けますが、長い階段が続き、少し苦しいルートでもあります。
階段と歩幅が合わないのが一番の問題です。
県道脇の登山道入り口
周辺は国有林になっています

急な階段が延々と続きます

中腹には洞窟が複数あります

洞窟内部

洞窟前の広場

洞窟付近からの眺め
 

階段が終わると、岩肌を登りはじめます

ここまで来るとあと少し。絶景で疲れが飛びます。

山上遊歩道に合流

登りきると、遊鶴亭。眺望は抜群です
  
見事な展望を得ることができます

東遍路道
84番屋島寺から85番八栗寺へ向かう遍路道ですが、あまり利用されないため荒廃していましたが、近年整備され歩きやすくなりました。

屋島の戦いで亡くなった義経家臣佐藤継信の墓

住宅の間の急坂を登ります

坂道はますます急になります

振り返ると五剣山

お遍路さんのための休憩所があります

案内標識も整備されています

歩きやすく整備されています

屋島スカイウェイを横断(車に注意)

趣のある石段

もうすぐ山上

南嶺の旧ホテル甚五郎前に出ます

屋島スカイウェイ
旧屋島ドライブウェイが公営化され、無料化になるとともに、自転車・歩行者も通れるようになりました。したがって、登山道として利用できます。傾斜は緩やかですが、距離は長くなります。

四国村前が出発地点です

車に注意して歩きましょう

振り返れば。牟礼の町が

東遍路道に合流、ここから登った方が近道です

少年自然の家ルート
屋島東側の海岸沿いにある県立少年自然の家から北嶺に向かうルートで、自然の家に宿泊学習した子供たちが利用しているようです。アップダウンがあったり、自然も豊かなルートです。
スタートは屋島少年自然の家の屋外広場南側です

広場の南側を進みます
 
所々に標識あり
   
 
いのしし柵を開けて登ります
閉めるのを忘れずに
 
谷筋を登ります
 
だんだん急登に

振り返ると屋島湾が見えます

かえる岩
 
木製階段
 
あと少し
   
遊歩道との合流点がゴール

屋島神社(冠ヶ嶽)ルート
屋島南側の屋島神社裏から南嶺へ登るヤブコギルートです。
ルートが大変わかりにくいので、それなりの装備で歩く必要があります。

屋島神社から目の前の冠ヶ嶽を目指します

本殿西側から山に入ります

イノシシ柵のゲートを開けて入ります。閉めるのを忘れずに
 
急登が続きます

目印のテープを頼りにしますが、枝道も多いので要注意 

振り返ると屋島の街並みが
 
冠ヶ嶽直下のがけ下に到着
 
牟礼方面が望めます

崖を直登して冠ヶ嶽展望台に行くルートもありますが、大変危険なのでお勧めできません
 
普通の人は崖下を時計回り方向に進み迂回します
 

がれ場は足元注意 
 
岩場を慎重に登ります
 
岩場をの上に出ると展望は抜群

高松市街方面

冠ヶ嶽への道との合流点

手入れされた道を進みます
ルートの出口は旧ケーブル山上駅と公衆トイレの間です

旧ケーブル山上駅

加持水ルート
遍路道途中の加持水から屋島ケーブル山上駅付近に登るルートです。尾根筋に沿って直登するルートですが、広葉樹林帯の中なのでヤブコギの心配はあまりありません。ただし足元はしっかりしておきましょう。

加持水脇の仏様の後ろに登山口はあります

急登がひたすら続きますが、木の幹につかまりながら登ればつらくはありません

山上直下は岩場をよじのぼります

岩場を越えると平坦な快適な道

ケーブル山上駅近くのルート出口

元気YASHIMAルート
コトデン屋島駅から遍路道へ短絡するサブルートです。屋島ケーブルの廃止に伴い、地元の元気YASHIMAを創ろう会の皆さんにより整備されたものです。

屋島ケーブル山麓駅の左側から入ります。

墓地の中を進みます

看板さえ見ていれば迷うことはありません

杉林の中を登ります

雑木林のみかん畑の間の平坦な道を進みま

遍路道に合流します

城門跡ルート  
2016年に開通したルートです。遍路道の途中にある不喰梨から屋嶋城城門跡へ直登する階段路です。
屋島上部の急斜面部を直登するので、整備されているとはいえ、なかなかきついです。  
 
遍路道の不喰梨横からスタート
   
 
ひたすら階段が続きます
 
城門跡が見えてきます
 
     

西尾根ルート
屋島小学校近くの地蔵寺から南嶺の県木園に登るルートです。かなりの直登で、ヤブコギを覚悟する必要があります。夏場は歩行不能に近いかもしれません。下りは結構危険です。

出発地点は地蔵寺。後方の屋島の姿から屋
島富士とも呼ばれています。

地蔵寺裏手のここから山に入ります

20mほどいった所にある五番の仏様の所で森に入ります
ここから入ります

わずかな踏み跡を頼りに山沿いに進む

右手に登る分岐点
ここから山上に向かって直登します

ところどころは笹に覆われた藪漕ぎ

ロープを頼りに急登を登る

何かの跡

階段が現れる

展望台に到達

眺めは抜群
 


ルートの終点は県木園。正面のあずまや脇です。

遊歩道からの入り口

屋島城(浦生)ルート
浦生から屋島城跡を通って登るルートです。踏み跡ははっきりしません。テープだけが頼りになります。

スタートは、浦生の鶴羽神社横

川沿いに車道を進みます

車道の終点 (砂防ダム工事中)

山道を進みます

西暦600年代に唐・新羅侵攻に備えて造られた古代山城で、この谷筋には石塁があります

石塁跡

屋島城跡石標と看板

転石が多い歩きにくい道(踏み跡)

最後は急斜面を登ります
北嶺への遊歩道との分岐点は非常にわかりずらいです

北嶺縦断ルート
登山道ではありませんが、北嶺・南嶺間の遊歩道に平行している静かな道です。隠れた人気があります。

木立の中の道は気持ちよいです

最近は歩く人が多くなり、踏み跡もしっかりしてきました。

山つつじ

庵治方面の展望が素晴らしいです

北嶺への遊歩道からの分岐点

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